今回は私が自作コンポストを実践してみて、ある程度区切りがついたのと実践した結果をまとめてみました!
まず、最初に結論を言ってしまうと大失敗ではないですが失敗でした。
私のやり方が悪かったのもあると思いますが、保冷バッグでのコンポストはオススメ出来ません!
コンポストとは
コンポストとは英語のcompostからきており、堆肥・堆肥にするという意味です。 家庭からでる生ごみや落ち葉、下水汚泥などの有機物を微生物の働きを活用して発酵・分解させ堆肥を作るという昔から伝承されてきた日本の大切な知恵のひとつです(Wikipedia調べ)
コンポストの種類
様々な方法のコンポストがありますが代表的なコンポストを少し紹介します。
①ダンボールを容器として使うダンボールコンポスト
②バケツを容器として使うバケツコンポスト
③不織布などでできたバッグを使用するバッグコンポスト
※私は今回このバッグコンポストを真似てやりました。
④生ゴミの分解にミミズを使用するミミズコンポスト
使用するミミズはシマミミズという小さめのミミズです。よく土を掘ると出てくる大きめのミミズ(ドバミミズ)ではミミズコンポストは出来ません!
堆肥とは
ざっくりいうと土壌改良剤です。
畑などの土壌改良に使う鶏糞、牛糞、腐葉土も堆肥です。
土に混ぜる事で微生物に土を良くしてもらうって感じの物ですね。
最近売っている古い土の再生剤もたぶん堆肥だと思います。
今回作る堆肥
家庭で出る生ゴミを使って作る堆肥なので生ゴミ堆肥なんて言われ方をしたりします。
自作コンポスト
自作とは言っても私が作った訳ではなく、これ使えるんじゃないか?って勝手に思って買ったバッグコンポストの代用なんですけどね(笑)
ダイソーの保冷バック
今回は出来るだけ安価でお手軽にやってみたかったのでこちらを代用しました。税込み110円!!
なぜ、こちらを選んだかというと、、、
①室内で利用する事を考えていたのでファスナーがついていた為。
②丈夫そうだから。室内でぶち撒けたら悲劇ですからね。。。
③ある程度、保湿、保温効果を期待した。
以上が大きな理由です。
ですが、本来の用途とは全く異なった使い方をするので何が起きるか想像出来ません。。。
運用準備
準備といっても使い古しの培養土を3分の1くらい入れただけです。
微生物活性化の為に油かすなどの有機肥料を少し混ぜても良いそうなので少し混ぜました。
運用開始!!
こんな感じに日々出る生ゴミを投入♪
そして、混ぜる!ただ、それだけです。
理由は後ほど説明しますが注意点としては。。。
1日一回くらいは良く混ぜる。
慣れるまでは植物性の生ゴミだけ入れる。
あまり水分を入れすぎない。
こんなところかと思います。
微生物の育て方
コンポストは土の中の微生物に生ゴミを分解してもらって栄養素の高い土を作る事が目的です。
なので、微生物を育てる必要があります。
微生物の話し
あまり専門的な事はわかりませんが微生物には嫌気性菌と好気性菌という2種類があるそうです。
字の如く、嫌気性菌は空気を嫌うタイプの微生物。
好気性菌は空気を好むタイプの微生物。
コンポストでは好気性菌を利用したいので定期的に土をかき混ぜて土に空気を入れる必要があります。
そして水分があり過ぎると、やはり土の中の酸素が少なくなってしまい嫌気性菌が優勢になってしまいます。
ですが、水分が無さすぎても微生物の働きを弱めてしまうので市販の培養土くらいの適度な水分は必要です。
上手く好気性菌が育っていれば山の土を掘り返した時のような香りがします。
そして土が熱を持ちます。
60℃くらいになる事もあるようで寒い時期だと湯気が出る事もあるそうです。
逆に嫌気性菌が優勢になってしまっていると腐ったような臭いニオイがします。
ちなみに微生物資材と言われる専用の資材も売ってます。
資材を入れて微生物を増やす方法が1番確実ではあります。
。。。っが、私は今回は出来るだけコストをかけずにやりたかったので微生物を増やす為にいくつかの方法を試してみました。
微生物を増やす方法
まず微生物を増やす為に私が試した事をあげていきます。
納豆菌
こちらは結構メジャーな方法で調べるとすぐに出てきます。
ちょうど私は毎日納豆を食べる習慣があったので納豆は食べてネバネバが残った容器に少し水を入れてネバネバを溶かしコンポストに投入しました。
納豆自体を入れるのも良いそうですがもったいない気がして私はやりませんでした。
(効果) 土が程良く温かくなり、なかなか微生物が活性化している感じがしました♪ ですが、やりすぎると水分過多になってしまうので注意!
ちなみに私はやりすぎました(笑)
米ぬか
こちらはかなり効果を感じました!
微生物は糖をエネルギーにするようで米ぬかは微生物の栄養になります。米のとぎ汁なども似たような効果があるようですが、やはり水分過多になってしまうので注意!
米ぬかは入れすぎても問題はないように感じました。
ちなみに私は入れすぎました(笑)
温度
微生物は温度が高いほうが活発になるようです。
なので冬より夏の方が圧倒的に分解は早いです。
画像は温かくなるかなっと思いベランダで日光浴をさせているところです。
保冷バッグなので周りがアルミになっていて外気温は遮断され、この日光浴にあまり意味は感じませんでした。
メリット、デメリット
今回、私がダイソーの保冷バッグを代用しコンポストをやってみてのメリットとデメリットをあげていきたいと思います。
メリット
①バッグ型ですのでかき混ぜるのが楽です♪スコップでかき混ぜなくてもバックを傾けたりするだけで結構混ざります。
②スペースをあまり取りません。
デメリット
①耐久性がない
本来の使い方とは全く異なった使い方をしてしまっているので当たり前ですが。。。
②耐水性がない
まぁ、私が水分を入れ過ぎてしまったのですが、、、入れすぎなくても生ごみに水分があるので下から変な汁がでます!
この画像はバッグを置いてあった下の画像です。謎の汁が漏れ出しています(笑)
こんな感じで対策はしましたが、たぶんずっとやっていると床が腐ります!!
気付きとまとめ
私がバッグコンポストをやってみて気付いた事です。
気付き。。。
① 先程、慣れるまでは植物性の生ゴミを、、、っと言いましたが本来は動物性の生ゴミ(肉、魚)、植物性の生ゴミ(野菜くずなど)をバランスよく入れたほうが良い堆肥になりそうな気はします。
ですが、動物性の生ゴミは臭いも出やすくコバエなども湧きやすいので初心者の方は入れないほうが良いかもです。
② 卵の殻は分解しにくい
入れてはいけない訳ではないですが硬い物は分解しづらいです。
③ 成功するかしないかは水分次第
私はこれが1番難しく感じました。。。2回ほど失敗もしています(笑)
ですが、水分過多になってなってしまっても乾かせば大丈夫です。
まとめ
一応、このように分解し堆肥になりつつあります。
今回、自作コンポストを試してみて思った事をなのですがこの方法でもコンポストは可能ですが水漏れやバッグの耐久性を考えると管理も難しくコストもかかってしまうので、この方法はオススメは出来ません!
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